ツーバイフォーとは

住まいをもっと快適で
もっと質の高いものにしていくには
どうすればいいのだろう。

その答えのひとつとして、
1974年から日本の住まいづくりに
取り入れられたのが
北米生まれのツーバイフォー住宅です。

ツーバイフォーの由来とは

ツーバイフォーの由来とは

6種類の規格材

ツーバイフォーは、数種類の規格化された構造用製材(ランバー) の中でもっとも多く使用される構造用製材の呼び名が「two by four」であったことに由来しています。

こうした背景から、規格化された構造用製材(ランバー)構造用製材で構造を組み上げる工法のことをツーバイフォー工法と呼ぶようになりました。

正式名称は、日本では枠組壁工法、アメリカではプラットホーム・フレーム工法と呼ばれています。

ツーバイフォー住宅は高性能と合理性を追求している住まいです。
それまでとは異なる斬新な工法から生まれる安全性や居住性の高さ、デザインの柔軟性は、当時の住まいづくりに新しい可能性を広げました。
断熱性・気密性、耐震性、耐久性、耐風性、耐火性、可変性という6つの大きな特徴があります。

断熱性/気密性

耐震性

耐久性

耐風性

耐火性

可変性

工法別シェアが全国平均を2倍以上

北海道では、ツーバイフォー住宅の工法別シェアが全国平均を2倍以上も上回り、都道府県別に見るとダントツの1位を記録しています。

北海道で有名な時計台と豊平館も、ツーバイフォー工法で作られた建築物です。

時計台

ツーバイフォー工法の歴史

ツーバイフォー工法の歴史

ファイアーストップ構造

ツーバイフォー工法は、1974年の建設省告示第1019号として枠組壁工法の技術基準告示の施工(オープン化)から、令和6年7月で50年を迎えました。

ツーバイフォー工法の導入を契機にスタートした 建設省総合技術開発プロジェクト(小規模住宅の新施工法の開発) がスタートしたのが1975年でした。この総プロと言われたプロジェクトは、関東大震災、戦災を教訓とし木造住宅の耐火、耐震性の向上に多くのエネルギーを投入しました。この研究成果を受ける形で、ツーバイフォー工法は耐火構造住宅へ向けて一歩一歩着実な技術開発を積み重ねています。

また、木造軸組工法や、プレハブ工法にも大きな影響を与え 追随する形で同様な技術開発を行っています。

2002年に実施された木造建築物の分別解体・再資源化に関する アイディア提案コンペにおいてツーバイフォー協会は資源循環型住宅「204+Rシステム」で国土交通大臣賞を受賞。住宅業界で、資源再利用にも具体的な提案、普及 活動を行っています。これからもツーバイフォーは常に業界をリードし新技術の開発、環境問題への取り組みにも大きな期待に答えていきます。

About 2×4
ツーバイフォーの特徴

ツーバイフォーの特徴をイラスト付きで紹介

2×4 at HOKKAIDO
北海道とツーバイフォー

北海道は都道府県別シェア率No1